2022年8月10日(水)18:30~
第25回堺ミーティングを実施いたしました。
社会福祉法人コスモス 中南エリア長・ふれあいの里かたくら施設長の上之薗様と、ふれあいの里かたくら施設長代行の中村様を講師にお迎えし、「よりよい地域支援体制の構築をめざして ~コロナクラスター発生の事例から学ぶ~」をテーマに講演をしていただきました。
ベルデ地域支援センターでは、過去約7年間の地域支援事業を継続する中で、堺市内外の各種事業所とのネットワークづくりを行ってきました。
しかしながら、今回のクラスター発生に関しては、このネットワークが全く機能していないことがわかりました。
そこで、今回の堺ミーティングでは、事例を通して地域支援体制の見直し、再構築をすることを目的として開催しました。
講師のお二人にクラスター発生時の利用者様、家族、職員の状況や、事業運営のご苦労、その後の利用者さんや家族の変化、反省点や今後の展望などについてお話しいただきました。
事例から私たちは何を学び、活かしていくべきなのかを考える非常にいい機会となりました。
後半は参加者の皆様とディスカッションを行いました。
コロナ禍での重度障害の方々の生活支援と事業継続の困難さについて話し合い、事業所間での支援体制の重要性を確認しました。
今後の地域支援体制の再構築には、SNSでの情報共有方法を活用するなど、実用的で持続した活動ができるように取り組んでいきたいと思います。
今回は初めてのオンライン開催ということで、至らない点も多々あったかと思いますが、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
改めて、この地域にお住いの、重度の障害をお持ちの方々の生活支援のために皆様のご協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。