【ご報告】障害者フェスタのご報告
2024年12月7日(土)健康福祉プラザ内で行われた堺市の障害者週間フェスティバルで「ベルデの利用者と音楽で一緒に楽しもう!」を開催しました。
ベルデさかい入所者と地域に暮らす方々の交流の場を設け、
重症心身障害者(児)への理解促進につなげたいと考え、昨年に引き続きイベント開催を企画しました。
参加者はベルデさかい内での抽選で選ばれた入所者10名が2チームに分かれ出場しました。
地域からは障害の有無や年齢に関わらず当日希望のあった方々が各チーム20名以上活動に参加しました。
イベント内容は、様々な楽器体験をすること、その後音楽を使ってみんなで絵本のストーリーを楽しむ活動を行いました。
「へんしんトンネル」という絵本に着想を得て、ベルデバージョンの「へんしんとびら」を、
ベルデさかいの吉田理学療法士と鈴が峰の宮内音楽療法士が中心となり行いました。
絵本に出てくるキャラクターに扮したベルデの利用者がとびらを通ると別のキャラクターに変身!
その過程を楽器演奏とともに楽しみました。
同じような流れを繰り返すことで内容のわかりやすさがあったのではないかと思います。
一緒にとびらをくぐりたい!と参加してくれる方や、ストーリーに合わせたかけ声をかけて盛り上げてくれる方、通りすがりに立ち寄ってくれる方、
参加者のたくさんの笑顔が見られとても盛り上がったイベントになったと思います。
重症心身障害者は感染による重症化のリスクがとても高いため、今回は接触などの交流はしないという感染対策を行いました。
そんな制限がある中でも重症心身障害者をはじめ、音楽活動は幅広い方に受け入れられ興味を惹くことのできる活動だったと思います。
堺市において障害者も参加した地域交流や地域参加の取り組みとして今後も活動を行っていきたいと思います。